亜麻仁油(工業用アマニ油)
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アマ科の亜麻という植物の種子から採れる油で、原産国は主にアメリカやカナダです。主成分はリノレン酸、リノール酸、オレイン酸で全体の90%を占めています。特にリノレン酸は約50%含まれており、代表的な乾性油です。(ヨウ素価163~190)
乾燥しますと水・油に不溶な黄色い膜を形成し、洋風の家具、バイオリン、番傘、提灯などに使用されています。
食用のものよりロウ分が多いため、木工用の亜麻仁油(あまに油)は粘度が高くなります。
乾燥時間が長いのが欠点ですが、それを補うために加工された煮亜麻仁油があります。
乾燥すると黄色く変色します。